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インテリアの楽しみの一つに、リトグラフや絵画を飾ることがあります。
今の住宅では省エネで窓が小さくなり、壁面が多いこともあって、絵を飾るスペースが昔に比べると増えたように思います。
少し前の日本住宅は、柱で建っており絵を飾る場所も限られていたので、書画や掛け軸などを床の間に飾り、おもてなしの気持ちを込め、時期や心遣いに合わせてかけ替えていました。

格式のある住居だけではなく、庶民の家でも広く絵画を貼って楽しまれており、今の価値から考えると信じられないことですが、浮世絵を切り刻み、襖や障子の穴あてなどに貼って、家の中の景色を作っていたのです。

欧米で浮世絵が見出されたのも、日本から輸入された磁器を包む紙に使われていたことからです。
現代の新聞紙やチラシと同じように、浮世絵は庶民にも普及していました。
家に絵を飾ることは、日本の庶民の生活にも深く根ざしている文化であったのです。

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