いらない土地を国に返す!
『国庫帰属制度』という言葉、聞いたことありますか?
簡単に言うと、”いらない土地を国に返す”制度です。
なぜこのような制度ができたかというと、例えば親が亡くなり土地の相続を受けたとします。
必要な土地ならまだしも、遠方の山や畑、管理できないような土地を相続してしまった場合でも
相続してしまった以上周りの方の迷惑にならないよう、雑草だったりの管理をする必要が出てきます。
もちろん相続放棄すれば手放すことは可能ですが、土地以外の相続も放棄することになってしまいます(T_T)
そこで新しくできたのがこの『国庫帰属制度』です(^^)/
いらない土地だけを手放すことができ、返した後は国有地として国が管理してくれるのでとても便利な制度!…と思いがちですがそうでもないのです(;_:)
その理由として、まず第一にこの制度を使う為には条件をクリアしなければいけないのですがその条件のハードルがかなり高い。
(却下要件(帰属できない土地)不承認要件(ケースごとに判断される土地)がありそれぞれに条件があります)
その次に、費用がかかる。
(審査手数料に14,000円、10年分の土地管理相当額(原則として20万ですが、その他面積に応じ算定される場合もあります))
その次に、時間がかかる。
(審査から引き取ってもらえるまでに約1年かかるといわれています)
他にも書類を揃えて法務局へ出向き、申請書類の作成提出など、時間や手間もかかってきます。
なので、少しでも売れる可能性のある土地は、一度不動産屋さんにみてもらうのも手かもしれません(^^)
もちろんイエタスでも土地の売買しているので、使わなくて困っている土地などありましたら、ご相談しにきてくださいね♪